財産を分ける場合、どうすれば良いのか?

次のような質問が、相続されるお子さんからよくあると聞きます。お子さん曰く、「自分の兄が、長男なので好き勝手に相続分を決める事ができると言ってますが、真実なのでしょうか?」とか「他家に嫁いでしまった私は親の財産について相続権は無いのでしょうか?」という質問。

お子さんは内心、相続財産の自分の取り分について大いに関心があるものです。ちなみに日本の民法では相続人以外にも相続財産の原則的な取り分についても規定されています。これを法定相続分と呼びます。

もし相続人が1人だけだった場合、相続財産はすべてその一人が相続することになります。この場合相続争いが生じる可能性はありません。しかしほとんどの相続の場合は配偶者と複数のお子さんで財産を分けることになり、トラブルが生じる可能性が高いため、取り分を予め法律で規定しているのです。

仮にみなさんにお子さんが2人いたら、長男も他家に嫁いだ長女も属性は「子供」ですから、法律上同じ取り分となります。

これまでの記述では、ややこしくなるのを避ける為に、わざと明確な表現をしてきませんでしたが、法定相続分というのは、民法に規定してあるとは言っても、あくまで基準の一つであり、この規定通りに財産を分けて相続しなければならない訳ではないのです。ではどうやって財産の取り分を決めていく、つまり遺産分割をしていくかと言うと、一般的にみなさんが残す遺言書で決めるのです。

基本的に遺言書が残されている場合は、その遺言書の内容に沿って遺産分割していくことになります。もし遺言書が残されていないのならば、法定相続人が協議をして、遺産分割します。この時に基準となるのが、法定相続分なのです。

よってみなさんが遺言書を残すか否かは、残された遺族には大きな問題となるのです。

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