法定相続人は誰なのか・・・遺言書不在の相続争い

親が亡くなってから、手続きを済ませなければならないことと同時に、相続の準備もしなければなりません。まずそのときに確認するのは、遺言書の有無。

遺言書の有無によって相続の進み具合が変わってきます。遺言書には財産内訳、相続人との関係などの用件が書かれている親の遺志で、それに従うことにより、相続を問題なく進めることができます。

しかし、遺書がない場合は困りもの。相続するのは誰かを相続人全員で話し合わなければなりません。遺言書不在の遺産分割の話し合いは、「争族」を生んでしまう原因にも。ですから、話し合いをする前にやらなければならないことがあり、それは、相続人を明らかにすること。法定相続人になれる人は限られています。

遺言書によっては血縁者以外でも財産を相続することができますが、法律で認められているのは家族や身内。法定相続人には優先順位があり、相続出来るのは直系。中には家族以外の人がなることもあります。

例を紹介すれば・・・

亡くなった父親には離婚歴があり、その後再婚し、新しい配偶者の間に生まれた子供がいました。

父親は亡くなる前に、自分が死んだらこの人たちに知らせてほしいというリストを作っていました。そのリストには前妻の名前も書いてあったそうです。葬式に参列していたときに幼い少女をつれて来ていた方がいました。その少女は父親と前妻の間に生まれた息子の子どもで、息子は事故死していました。その場合、相続権は子どもに引き継がれます。(代襲相続人)法律では同等な立場とみなされます。

中には被相続人に対して虐待や侮辱を加えるなどをした人を、家庭裁判所に要求して相続人から排除される人もいます。

遺産分割の話し合いは、法定相続人全員が参加することが決まりです。

例えば仲の悪い兄弟や、父親の先妻に引き取られた異母兄弟を法定相続人にしないなどと主張しても無効。異議があればやり直しになってしまいます。また法定相続人以外が相続人として参加すると、話し合いが困難に。

亡くなった親の財産の相続人は誰かを決めるためには、事前に法定相続人について勉強しておくべきでしょう。

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