訪問リハビリサービスを利用するには

さて、ここで訪問リハビリテーションのサービスを利用するための概要
を説明しましょう。

訪問リハビリのサービスは、診療所を併設した訪問看護ステーション、
もしくは病院によって提供されるものです。

その内容は、提供する事業所によって差異はありますが、概ね共通して
いるところは、

・関節の可動域や歩行能力の維持/改善
・食事、排泄、入浴などの日常生活に必要な動作の維持/改善
・利用者やその家族に対するリハビリや自主トレの指導

と言ったところでしょうか。

リハビリの資格を持つ専門家を自宅に呼ぶサービスには、医療保険を利
用することもできるのですが、要介護認定を受けた場合、介護保険制度
しか利用できなくなるため、ここでは、介護保険制度を利用した訪問リ
ハビリについてのみ説明します。

また、要介護の前の段階、「要支援」の方々を対象とした、「介護予防訪
問リハビリテーション」と言うサービスもあるのですが、残念ながらこ
ちらは割愛いたします。興味のある方は、ご自分で調べてみてください。

介護保険による訪問リハビリを利用する条件としては、

1.要介護認定を受けていること
2.医療保険でリハビリテーションを受けていない

を満たしている必要があります。

そして、まず担当のケアマネージャーさんと相談してから、主治医の診
察を受けます。それから、主治医からリハビリに関する指示書が発行さ
れると、ケアプランの中に「訪問リハビリ」が組み込まれることになり
ます。

注意点としては、他のところでも書いたように、回復期のリハビリが不
十分なまま退院を余儀なくされることが多々あるので、訪問リハビリの
必要を感じたならば、早くから手配しておいた方が良いでしょう。

入院している病院が訪問リハビリサービスをやっていることもあるでし
ょうが、そうでなければ、入院中から訪問リハビリの事業所を探し始め
た方が良いでしょう。

そして、実際に訪問リハビリを利用することになった場合、3か月に一
回、医師からの指示書が必要になります。つまり、3か月に一回は診療
を受ける必要があるわけですが、ここがちょっとややこしいです。

主治医の先生がリハビリを担当する医師なら問題ないのですが、そうで
なかった場合、例えば、訪問看護ステーションから訪問リハビリのサー
ビスを受けている場合などは、主治医の診察とは別に、サービスを提供
している訪問看護ステーションの医師の診察を受ける必要も出てきます。

主治医の診察は初回のみで良い、ということもあるようですが、このあ
たりについては、事前に確認しておく必要があるでしょう。

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