市の指定業者なのに市民葬儀できない?

市民葬・区民葬は全国どこの業者でもできるものではありません。基本
的には区や市から委託を受けた複数業者が取り決めで設定した価格で、
葬儀を行うことになっているもの。市区町村長から指定を受けた業者は、
どんな理由があってもその依頼を断ることはできなません。

しかし、実際には市民葬・区民葬を嫌がる業者が非常に多いのです。う
まく断りつつ業者の思うように仕向けられ、契約する流れに持ち込まれ
ることが多いようです。

市民葬の見積もりを仮に依頼してみると、「あるにはあるけど、あれは
ダメだよ。今どきあんな形式しないよ」と即、却下されてしまいます。
なぜ、引き受けないのか。本音を聞いてみると、「市民葬を受けても採
算が取れないから」だそうです。しかし、中にはやってくれる業者もあ
るのです。それは、小規模な地元業者。

地元業者は、遺族が満足してくれれば必ず口コミでいい評判がたつので
採算が取れなくても構わないと考えているのです。逆に悪い評判がたて
ば、あっという間に倒産してしまうことになりかねません。

自治体から指定を受けておきながら、市民葬・区民葬を断るような業者
は、どんな業者かおおよその見当はつくでしょう。葬儀業者と話す場面
があれば、公的な葬儀のことを口に出してみると、少しは業者の姿勢を
確認することができるかもしれません。親身になってくれるかどうかで、
善し悪しがすぐにわかります。

「指定業者」とは自治体からお墨付きをもらっているという客寄せの宣
伝に過ぎません。そんな業者に遺族の気持ちに寄り添った葬儀ができる
でしょうか、おそらくできないでしょう。

葬儀業者を決めかねているなら、一度「市民葬でお願いしたいんですが
・・・」と言ってみましょう。相手の出方を見て、納得できる業者を決
めても遅くはないですから。ぜひ試してみてください。

良い業者を見極める一つの方法として、市民葬であっても希望通りの葬
儀をしてくれるかどうかという点があります。

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