これは厄介!口が達者で小姑根性を持ち、葬儀委員長を気取る人物
どのような葬式にも、一人や二人、口が達者で細かいことにうるさいタ
イプの人間がいるものです。そんな中でもプライドが高い、地域の有力
者である方が、まるで葬儀委員長のように気取ることが多く、難癖をつ
けるため厄介な場合があります。
そういった立場の方の相手をするのは、葬儀の当事者である遺族になる
のですが、自分の思い通りの葬式になるようにと、意見を遺族を相手に
押し付ける傾向があります。経験だけは豊富なそういったタイプの人間
は、自分の知識において様々なことを周りの状況を見ずに、判断する傾
向があります。
また、穏やかに葬儀を執り行おうと、費用のことも頭に置きながら精一
杯の思いで対応する遺族を前にして、偉そうな態度で細かいことをまる
で小姑のように、難癖をつけてきます。
ただ、地域の有力者ゆえ、遺族も邪険にできないのが困ったところ。
彼らが意見する相手は、遺族だけではなく葬儀屋も対象になるのですが、
冷酷な葬儀屋の悪事について意見をしてくれるのなら、正義の味方とし
てその方を見直したくもなります。
しかし彼らが難癖をつけるのは「花をもう少し豪華にしろ」など葬儀の
オプションについての注文だけ、遺族の為になどという気持ちは持ち合
わせていません。遺族に対して親身になり、誠実に対応する葬儀屋の場
合は、予算の関係もあり対応に困ることがあるようです。
これだけの難癖をつけるのであれば、葬儀代も負担をするのかと思うの
ですが、形だけの葬儀委員長なので、何の負担もその方達はすることが
ない、というのが遺族にとっても腹立たしいところではないでしょうか。
冷酷な葬儀屋の場合はこのような方すら、自分たちに利益をもたらすよ
う利用し、悪知恵を働かせ、屁理屈を通すことで料金の上乗せの理由に
してしまいます。
このように遺族にとって要注意しなければいけない人物は、冷酷な葬儀
屋に加え、日頃から付き合いのある厄介な人間も含まれてくるため注意
が必要です。