悪徳葬祭業者は24時間年中無休

これまでは悪徳葬祭業者の丸儲け話を書いてきましたが、葬祭業者も苦
労がないわけではありません。それは年中、いつでも現場に行くために
待機してなければならないこと。

なぜならば病院の特派、患者が生きているうちは医師も頑張って延命措
置をしてくれますが、死亡が分かり次第その扱いは一変します。遺体は
すぐ、物を扱うように病室を退室させられ、霊安室へと運ばれます。病
院側は「他の病人を驚かせたくない」という建前がありますが、実際死
んでしまった患者はお金にはならない面倒者でしかないのです。

また運んだ先の霊安室も、いつ遺体でいっぱいになるか分からないし、
そのあとに来る遺族が遺体の周りに遺体が何体も並んでいるのを見たら、
「この病院はこんなに死者がでるのか」という悪印象を与えてしまうか
もしれません。どの場合でもさっさと遺体は持っていって欲しいという
のが病院の本音なのです。

また警察の場合はそれほど気にしては無いものの、病院と同じで急いで
霊安室に向かわないと、いつ気分次第で指定業者を外されるかわからな
いからです。警察も霊安室に遺体を放置しっぱなしにしたくないという
気持ちを持っています。ゴルフの日の呼び出しが一番腹が立つという葬
祭業者がその辛さを語ってくれました。

「こんな状態だから、少しも旅行の予定が立てられないんだよ。そうだ
ねぇ、女をラブホテルに連れ込んだ瞬間にケータイが鳴るってのもよく
あるな。だからな飲みにいってもとことん酔えないんだよなぁ。そうい
やこの前面白い事があってな、飲んでる時にケータイが鳴ってさ、超酔
ったまま輸送車運転して警察に向かったらツイてなくて飲酒の検問に引
っかかってさぁ。だから僕もわざと酒臭い息で『葬祭業者だけど署に呼
ばれてるから』って言ったらその警察官『じゃ、急いで行くんだよ』っ
て言うんだ。そのあとの霊安室で遺族に酒飲んでるのバレない様にする
のが一番大変だったわ」

この話に関しては同情しますが、ラブホテルをキャンセルさせられた日
の悪徳葬祭業者に当たった遺族は可哀想です。だって腹いせに普段より
さらに高く費用を取られるのですから・・・。

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