利益を横領する悪徳葬祭業者の社員たち

小さく営業してる葬祭業者もあれば、社員を抱える大きな会社もありま
す。近年は「○○カンパニー」、「○○ホール」などの横文字化も進み、
新卒で入社する若い人も増えています。新入社員には悪徳商法の連中と
は関わらないようにして、綺麗な業界を作って欲しいものですが、内情
はそうもいかないものなのです。

葬祭業社界では日常から舞台裏まで現金が飛び回っているので、どうし
ても長く勤めていると正常な感覚が麻痺してしまうそうです。もちろん
全ての社員がそういうわけではありませんが、ベテラン社員ほど私腹を
肥やしている人が多いようです。

その手口は簡単で、一番多いのは遺体の横流しです。例えば警察や病院
から電話が来て呼ばれたりすると、普通なら霊安室で遺族と会い、その
後は商談となりますが、悪徳葬祭業者の社員はそんなことはしません。

この遺族との交渉権を他の業者や自分が隠れて作った会社に流してしま
うのです。別の業者へ流した時は葬儀代の一割前後が、自分の会社に流
した場合は葬儀代金の全てが見事財布に転がり込むシステムとなります。

別に遺体を横流ししなくてもいいのです。例えば花屋だけ自分の奴隷業
者に変えてもいいし、料理屋を変えるだけでもいい。それだけでも本体
会社に振込まれるはずだったキックバックは、みごとに自分の収入とな
ります。

でも本当にそんなのが可能なのでしょうか。実は想像以上に簡単なんだ
そうです。会社の上司には「遺族の身内が葬祭業者だったので商談がま
とまらなかった」とか「遺族の知人に業者が居たので指定された」とで
も言えばそれ以上追求されることはないそうです。

それに実際多くの葬祭業者はノルマを課せられていますが、数字を達成
させてさえいれば、あまり五月蝿くない業界なんだそうです。とある葬
祭業者は、葬祭業者界がこんな形態になったのには明確な理由があると
語ってくれました。

「社員が会社の利益を横領するというのはどの時代でも行われたことだ
よ。いま葬祭業者をしている店長の連中の誰もが通った道さ。だから薄
々自分のところの社員が遺体を横流ししてるのに気が付いても、本気で
問い詰めることはしないね。賢いやつならすぐに独立できる業界だから
下手に会社を退社してライバル会社を作るくらいなら、社員として囲っ
ておいた方がマシなのさ」

まさに呆れるより他ありません・・・。

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