相続税の申告を忘れると、さらなる支払いが・・・

相続税の申告は忘れないようにしなければ、支払う金額が増えてしまいます。しかし、実際には役所の仕組みを考えれば、あまり起こる事ではありません。

葬儀の後、市町村役場で埋葬許可書の発行の手続きをします。その時に役場から税務署に報告が行きます。このように、税務署は自動的に相続の発生を知ることができる仕組みになっています。

さらに、税務署は常日頃から情報収集をしています。生前から、被相続人に関わる多くの資料を持っていますので、相続が発生した時点での財産の程度も、おおよそ知ることができます。

一定の所得以上だと確定申告で財産の額を記入しなければなりません。あまり考えられませんが、密告する者もいるそうですし、他にもあらゆる手段を使って国民の財産を把握しています。

順序として、税務署が役場から相続発生の知らせを受けます。そして普段から集めている情報をもとにして、被相続人に関する調査をします。その結果、ある程度資産がありそうだと判断すると「お尋ね」という文書をおくります。

このような仕組みなので申告を忘れる事は少ないでしょうが、逆に、忘れていたとの言い訳も難しいもの。

万が一相続税の申告を忘れると、支払いが次のように増えます。

本来払う税金に、「延滞税」と「無申告加算税」が追加されます。

延滞税が年4.3%、無申告加算税は納税額の総額5%です。(平成25年12月31日まで)これは税務署の調査の入る前に、自主的に支払った場合の金額です。

調査の後で申告していないことが発覚すると、延滞税は同額の年4.3%ですが、無申告加算税が15%になってしまいます。財産を隠したなどとくに悪質と見なされると、無申告加算税の代わりに重加算税が課せられるケースもあります。

無申告の場合、重加算税は40%も支払う事になってしまいます。相続税に関しては、税務署の調査も厳しく徹底的に行われると認識してください。余分な支出になってしまわないためにも、申告は忘れずに必ず行いましょう。

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