節税効果のある建物資産作り・修繕とは?

財産は現金・預金で保有していれば相続税評価額は100%で計算されますが、建物にすると評価額は下がります。そこで、どんな建物を建てるのかが重要になります。

賃貸住宅を建てると、家賃収入が期待できます。もしすでに賃貸用のアパートやマンションを所有している場合には、費用をかけて修繕するのも評価額を維持するのに効果的です。修繕してきれいになり、入居率が上がれば収益性も上がり、相続税対策にも有効です。

例えばマンションの空室を利用して、図書室を作ったケースがあります。住民に喜ばれ、空室率も減ったそうです。仮に2000万円の預金を使って修繕すれば、通常の場合相続税評価額はその4割、800万円程度に下げることができます。

自宅の新築・改築も効果的です。バリアフリー化や、全館空調、介護が必要になっても使えるようなベッドを購入してもよいでしょう。本が好きな人なら本棚であるとか、ペットがいればペットと過ごせる空間を作ってもよいかもしれません。

親に「相続税対策をしてほしい」とは言いづらいものですが、親自身の生活のクオリティを上げるための新築や改築であれば、話を切り出しやすいのではないでしょうか。

最近人気なのは、記念館です。例えば鉄道模型が趣味のお父さんであれば鉄道模型記念館を建てるとか、絵を集めるのが趣味であれば個人美術館など、本人が楽しめる場所を作ると喜ばれるのです。自分が何の得もしないものや、子どもだけが得をするものは、つい後回しになりがちになり、なかなか実現しないのです。

子どもの立場からすれば、建物にするよりも現預金で残してくれた方がいいと思うかもしれません。しかし4億円の資産があり、1億円を親の好きなものに使ってしかも相続税が節税になるのであれば、子どもとしてもうれしいでしょう。

親とそういったコミュニケーションを深めることで、子どもにも得がある相続対策をそれとなく提案することができます。まずは親が楽しくなることできっかけをつかみましょう。

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