遺産相続の前と後、リフォームするならどっちがお得?

長年住んできた我が家も、そろそろリフォームを・・・。

けれど、自分が住む分には古いままで充分だし、子供が財産を相続したときにまとまったお金が手に入るから、それでリフォームすればいい、と思っていませんか?

確かにそうすれば、子供は未来の新しい家庭に合わせて、好きなように自宅をリフォームする事が出来ます。しかし、本当は古い自宅をそのままにするより、あなたが元気なうちにリフォームしてあげた方が、節税になって子供の得に繋がるのです。

たとえば、いま住んでいる家に1000万円のリフォームが必要だとします。

もし子供が財産を相続した後にリフォームする場合、リフォームの前にまず1000万円の相続にかかる相続税を支払う必要があります。

ですから、子供が1000万円の預金を受け取ったとしても、そこから税金が差し引かれてしまうため、手元に残るお金は1000万円に満たなくなり、1000万円分のリフォームはできなくなってしまいます。

しかし、いまあなたがリフォームしておけば、1000万円をすべてリフォームの費用に使えます。さらに子供が負担する事になる相続税も、1000万円分減らす事ができるのです。

生前にお墓を建てて預金を減らしておくのと同じように、リフォームも元気なうちにしておく事で、節税ができるのです。

ところで気になるのは、私たちがリフォームしてしまった建物を相続するときに、建物の評価が高くなって、けっきょく相続税が高くなってしまわないのか、という事です。

ご安心ください。建物の相続税は、固定資産税評価額によって決められますが、原則的に痛んだ建物の修繕の範囲ならば、この評価額はほとんど変わりません。

それに、もし評価額が上がったとしても、せいぜい工事費の50%程度で済みます。この工事費を預金のまま相続する場合と比較すると、節税にもなりますから、相続を考えるなら、安心して家のリフォームを行ってください。

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