「終活」の最大の関心は「墓問題」

この世に、死なない人間はいません。貧しい人にもお金持ちにも死は公平に訪れ、誰でも本当の終いの住まいとしてのお墓が必要なることは言うまでもありません。

ある程度の年齢になったら、気になってしまうのが「墓問題」

自分が死んだのち、お墓をどうすべきなのか。自分のお墓について考えることは、人生の終焉を迎える準備をすること。「終活」を始める大切な一歩でもあるのです。

「終活」とは、本人だけの問題ではありません。人は誰でも家族に、身寄りのない人でも誰か誰かに支えられて生きています。その人たちと一緒に考え、意思を確認しておくことで、万が一のことが起きた時のトラブルを回避し、「素晴らしい人だった」と思い出を残すことができるのではないでしょうか。

一番話し合うべきは、苦楽を共にしてきた配偶者・パートナーでしょう。夫婦で「墓問題」について話し合ったことがありますか?ある保険クリニックが調査した結果では、女性の32.4%が配偶者と同じお墓には入りたくないと考えていることがわかっています。

これに対して93%の男性は配偶者と同じお墓に入りたいと考えているそうで、生活を共にする家族であってもお墓に対する希望は大きくかけ離れていることがわかります。

男性の方が平均寿命が短いので、夫は妻と同じお墓に入るものと思い先立ったものの、妻は亡くなったあと別のお墓に入ってしまった、というのは、なんとも悲しい結果ではないでしょうか。

残された家族も切ない思いをすることは間違いありません。

夫婦といえども男と女の間には、深くて長い河がある。のちのちのトラブルを回避するためにも、夫婦や家族で「墓問題」の確認をしておくといいでしょう。

また、お墓の価格や費用などをどうクリアするかという金銭的な問題も「墓問題」の重要なポイントです。40歳~69歳の男女500人に行った保険クリニックの調べによると、お墓を購入するために用意している予算の平均は99万円。

しかし、実際にお墓を購入した金額の平均は159万円と、予算と実際の間にはかなりの差額があることがわかっています。

墓所の確保や彫刻料などのお金もさまざま必要になってくるため、自分の持つ資産をよく確認してから、お墓の希望を考えるとビジョンが立てやすくなります。

あなたが死ぬのはまだまだ先の話。でも、人生の幕を閉じる準備は、早めに始めておくに越したことはありません。

家族と一緒に「終活」を考え、「墓問題」を解決しておくことで安心して充実した生を楽しめるのではないでしょうか。

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