さりげなくきれいな遺影写真を残す方法とコツ

特別体の調子が悪いわけでなくても、親がある程度の年齢を迎えたら「遺影」に使える写真があるかチェックしてしまう子どもたちは多いのではないでしょうか。

遺影の写真にはどれがいいかと元気な親に尋ねるのは、子供としては不謹慎なようで気が引けて、なかなか言い出せることではありません。

自分の経験で置き換えてみたらどうでしょう。

知人の葬儀に行った時、故人の遺影がピンボケで元気なころの面影を感じられなかったことがないでしょうか。美しかったあの人の魅力を、最大限思い出したい。大事な思い出は心に記憶していても、遺影は故人を偲ぶために大事なものなのです。

現代の写真技術は進歩しており、集合写真から個人だけを抜き取って写真にしたり、スナップ写真の背景を消したりという技術を使えはそれなりの遺影は用意できますが、やはり表情としては味気ない印象を与えてしまいます。

もし自分の葬儀で、自分の納得できる遺影を使いたいと考えているのなら、ぜひ一年に一度はとっておきの写真を1枚づつ残していくことをおススメします。できれば家族ともよく話し合い、家族それぞれが写真を残し、家族の記録写真にしていけば、良いものができるはず。

遺影に使うというから縁起が悪いと忌み嫌われてしまいますが、家族の円満な記録を残すのだと考えれば、それは楽しい家族の思い出になるでしょう。

「友人の遺影が印象的でした。好きだったワインのグラスを手にするご満悦顔は生前の彼をこれ以上にないというくらいに物語っていました」そう話す横浜市の辻哲也さん(56)=仮名。

確かに、好きなことをしている時の表情は生き生きとして素晴らしい。写真をみる人は誰でも、あなたの生前の美しさ、素晴らしさを思い出してくれることでしょう。自分の人生で楽しかった思い出と一緒に、自分を偲ぶ最高の写真を残す。これもまた「終活」のうちの一つの活動といえないでしょうか。

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