ヘルパーとのトラブル その4 料理編

料理に関するヘルパーとのトラブルはいくつかあります。まず前提とし
て料理経験がないホームヘルパーが現に存在するということです。ホー
ムヘルパーの資格は誰でもとることができます。現在はホームヘルパー
養成が廃止になり、代わりに「介護職員初任者研修」を受講することに
なっていますが、教育内容についての変更はほとんどありません。その
教育内容のなかで調理実習がありますが、一日か長くても二日程度のも
のです。

男性も介護業界を目指したり、転職することもまったく珍しくない昨今
です。もちろん男性が料理ができない、女性なら料理ができるというわ
けではありません。ただ、結婚した女性が家事を担うことが多いのが日
本の傾向ですし、そうすると必然的に料理ができるのは女性のほうが多
い、ということになります。

しかしまたここで問題があります。結婚していない女性は料理ができる
保証があるか?ということですが、この問題についてはここではあまり
深く追求しないことにします。

たとえ料理がうまいヘルパーでも、利用者宅で調理をすることは難しい
もの。まず当たり前ですが、調理するのは利用者宅です。鍋などの調理
器具もその家のものを使います。料理自慢のヘルパーなら自分の家には
いろいろな調理器具をそろえているかもしれませんが、利用者宅には雪
平鍋とまな板とペラペラの包丁だけ、かもしれません。そういった限ら
れた条件の家でどれだけ作れるかという能力が問われます。

料理が好きなヘルパーであればいろいろと調理器具を買いそろえてほし
いと思うかもしれませんが、それはあくまで他人の家庭の台所。ヘルパ
ーの個人的価値観が勝ってはいけません。

また味付け、食器の扱い方、残飯の処理などこだわりがあると思います
ので、その部分はしっかりとヘルパーに伝えてください。最初はぎこち
ないかもしれませんが、プロのヘルパーなら必ず信頼できるパートナー
になってくれます。

調理面に関してできないこと・やってもらえないことは以下のようなも
のです。

同居家族や来客のために作る料理。おせち料理の支度、正月料理(とく
に手の込んだようなもの)、行事・祭事にともなう特別な料理などは作
ってくれません。

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