良いホームヘルパーを見極めるポイントはこれ

どんなことでもこちらの言うことを聞いてくれるヘルパーが、良いヘル
パーかというとそうでもありません。これは介護の専門職としての能力
を持っているかという問題がからんできます。

例えばアセスメント(情報収集)という能力です。食事を例に考えてみ
ましょう。食事は生理的に生きるということではもちろん欠かせないも
のですが、生活の中の楽しみとしても欠かせないものの一つ。

ヘルパーが、ある要介護者の家庭に訪問介護に入りました。その人が現
在食べている食事はカップラーメンや市販の弁当。台所をみると、まと
もな調理器具がないようです。

介護の手が足りずにそのような貧弱な台所になってしまっているのか、
それとも本人の長年の生活習慣としてこの台所だったのか、専門職の目
で判断しなければいけません。利用者の側からすれば、ヘルパーが自分
の意見をどのような根拠から伝えて来ているのかを見定める必要があり
ます。個人的なまったくの主観的価値観からなのか、介護上の根拠にの
っとった意見なのかということです。

といっても、その双方を見極めることなんて難しいじゃないかと言われ
るかもしれません。ですから、ここでとっておきの方法をお教えします。
良い介護職を見極めるときのポイントです。

それはずばり「フィーリング」です。医者の場合、嫌な性格の医者でも
手術の腕は一級という人がいます。逆によい性格で相性も合う医者でも
手術の腕は前者の医者よりも劣る場合、どちらに手術を頼むでしょうか。

確かに介護の知識・技術は存在し、それをしっかり持っている人のほう
が良い介護をしてくれそうに思いますが、それよりも介護はよい関係性
を持てる相手にしてもらったほうがトータルで見ると良いと思います。

ホームヘルパーは介護サービス分野におけるプロではありますが、その
前に一人の人間です。どの業界でもプロとしてのレベルには差がありま
すが、介護職としてのレベルを正確に知ることは難しいでしょう。

何よりも介護は相性(相手との関係性)がものをいいます。いざとなれ
ばヘルパーは変更することができることをしっかり理解してもらい、な
おかつ利用者・家族からもよりよい関係が築けるようコミュニケーショ
ンをとらなければなりません。

関連記事

おすすめ記事

ページ上部へ戻る