連絡手段としてのノートが有効な理由

在宅で高齢者の介護をすることになったら、連絡ノートを作ることをお
すすめしたいと思います。訪問介護では記録を書くことが義務付けられ
ていますので、その日の活動内容などは利用者側にもわかるようになっ
ています(コピーをもらいます)。

ですが、それはヘルパー側からの一方的な状況報告ということになりま
すので、「やりとり」という点では劣ります。家族が同居していない場
合はもちろん、同居の場合でも家を留守にしている間にヘルパーが活動
に入ることも多いと思います。家族が伝えておきたいことを、その日に
来るヘルパーに伝えるためにもノートは有効なものだと思われます。

週の複数日を利用しているような場合、ヘルパーが複数になることは珍
しくありません。ヘルパーは要介護者のお宅に直行直帰している場合も
多いもの。そのため、ヘルパー同士で話をすることが少ないとう状況も
みられます。そのための連絡ノートという側面があります。

また、介護業界はヘルパーの交代が頻繁におきます。途中で新しいヘル
パーに変わることは珍しくありません。それが頻回に続くと、何度も同
じことを説明するはめになります。また、新しい人間関係を作る努力も
しなければいけません。

ですから、一つのノートにこれまでのやりとりや注意点を書いておく。
それを新しく入ったヘルパーにまず読んでもらうことで経過がわかり、
説明の手間と時間がかなりはぶけると思います。

また、訪問系のサービスは他にもたくさんあります。訪問看護や訪問リ
ハビリ、訪問入浴などです。そういった複数のサービスを利用しなけれ
ばいけないとき、連絡ノートの価値は非常に高くなります。

本来、複数の事業所の間の連絡調整や連携はケアマネの役割ですが、ケ
アマネは直接介護に入る職種ではありません。要介護者のだいたいのと
ころは把握していますが(把握していないケアマネだと困りますが)、
やはり身体に直接触れているスタッフがノートなどを介してやりとりす
るほうが話が早い上、確実になります。

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