財産の保管場所も、お子さんに伝えましょう

どのような財産があるのかを伝えるのも重要ですが、相続手続きを行うに当たっては、実際に財産がどこにどのような形であるのか伝えることも重要になってきます。

「家に500万円程の現金がある」とお子さんに伝えたとしても、家のどこにあるのか伝えなければ、お子さんがそれを探し出すにはとんでもない努力が必要になります。もうちょっと具体的に「金庫の中に保管している」とか、「一番古いたんすの中に隠している」とかぐらいまで話さなければ、500万円は最悪永遠に無かったものになることさえあるのです。

それと同じく、みなさんが生命保険に入ってたとしても、どこの生命保険会社の商品に入っているのかわからないと、お子さんは死亡保険金請求すらできないことも考えられます。ちなみにみなさんはご自分の「保険証券」がどこにあるのか知っていますか?「契約はしたが、保険証券がどこにあるのか知らない」という方が案外多いと思います。

保険については、保険証券があれば内容がわかり、さらに請求手続きもスムーズにできるのですが、これが無い、又は置いている場所がわからなければ、保険会社からの通知でも来ない限り、どこの保険会社と契約しているか不明ですし、もちろん請求手続きだってできないのです。

ですから、お子さんのために生命保険に加入しているのなら、保険証券の在り処を正確にお子さんに伝えておく必要があります。

前述したように、財産は「残すこと」だけでなく、「財産を使えるようにすること」も重要です。相続の準備については、自分が亡くなった後に、お子さんがよくわかるようにしておくことが必要です。

前もって、お子さんに口頭で伝えておくのも良いですし、財産目録を作成し、それを自分の死後見るようにと、お子さんに伝えておくのも良いかもしれません。

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