相続とは何か、一度真剣に学んでみましょう

ここでは「相続とは何か」ということをみなさんに説明していこうと思います。税理士が相続の相談を受ける時、「自分が生きている間に、自分の財産を子供たちに相続させてやりたい」というような相談が一番多いようです。

ですが、生きている間に財産を相続させることは、少なくとも日本の相続制度の中では残念ながらすることができません。(ただし相続に拘らなければ、別の方法があります。これについては後程説明いたします)

「亡くなった人の財産を残された家族が引き継ぐこと」。これが相続の定義です。ですから、自分の財産を家族に相続させるためには、ご自分が亡くなるのが前提条件なのです。ちなみに財産を相続させる人のことを「被相続人」、相続財産を引き継ぐ人の事を「相続人」と一般に呼びます。

死んだ人の財産を引き継ぐことは相続と呼びますが、生きている人の財産を引き継ぐ場合は「贈与」と呼びます。贈与ならば生きているうちにあなたの財産を家族に引く継ぐことは可能です。

相続にしても、贈与にしても、自分の財産を自分以外の人に引き継がせるという点で全く同じことですが、相続はみなさんが死んだ後に引き継ぐ、贈与はみなさんが生きている間に引き継ぐという点で違いが出てきます。

さらに両者の違いを見てみると、贈与は自分の財産の一部だけを切り取って引き継がせることが可能ですが、相続は原則、自分の財産全部を引き継がせることになります。よって相続の場合はお金や不動産といったプラスの財産だけでなく、借金などのマイナスの財産も引き継ぐことになるのです。

また相続の場合は相続税、贈与の場合は贈与税がかかり、予想以上の金額にみなさんはびっくりされると思います。効率よく財産を引き継がせたいなら、これらの知識を備える事も必須となります。

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