「自分史」はこうすれば簡単に書ける

今高齢者の間でひそかなブームの「エンディングノート」。自分の死後の遺産をどうしてほしいか、葬式をどうしてほしいかといった希望を記すものとして知られていますが、もう一つの機能としては「自分史」を残すというものもあります。

自分史はその名の通り生まれてから今までの自分自身の歴史をつづるというもの。自分を振り返っていく作業によってやり残したことが見えてきて、余生を充実させるきっかけともなります。

とはいえ、誰でもドラマチックな人生を送ってきたわけではなく、誰でも文章を書くのが堪能というわけでもありません。いざ自分史を書き始めてみても、出来上がったのがまるで履歴書のようにただ学歴や職歴の羅列になってしまったということもあるようです。

でも、それでいいのです。履歴書のような羅列ができたら、そこに様々な情報を付けたしていくのです。例えば、「○○年 ○○小学校入学」と書いてあったら、そこに断片的でも学校生活や遠足、運動会などの思い出を付けたしていきます。通学路での出来事でも、初恋の女の子のことでもいいでしょう。

そうして、いわば骨格標本に粘土で肉付けをしていくような調子で書いていけば、なかなかの自分史ができるのではないかと思います。後から思い出したことを付け足してもいいし、スペースが足らなくなったらまた書きなおしてもいい。要は、自分の人生を順を追って記すことにこだわらず、まるでジグソーパズルを組み立てるように、書けるところから書いていけばいいのです。

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