介護の悪臭の原因はオムツの使用?

在宅でも施設でも悪臭の原因は、本人がトイレで排泄ができない、もし
くは介護者がさせないことにあります。

20、30年前までは10年間お風呂に入っていない、なんて要介護老
人にときどき出会ったと聞きます。いまはそんなツワモノに出会うこと
は幸か不幸かなかなかありません。施設であれば機械浴、在宅であれば
訪問入浴というサービスがありますから、本人が強く拒否する場合を除
けば、どんな重度の要介護者でも入浴することができます。

介護の手が入っていれば、悪臭の原因がお風呂に入らないことにある場
合はほとんどありません。悪臭の原因、理由は別にあります。それはや
はり便臭です。介護には慣れてきたけど、便の臭いには慣れることがで
きないという話はよく聞きます。

オムツはできるだけ使わない。排泄はトイレに行ってする。これが排泄
介護の基本ですが、この基本を守ることができれば排泄が原因の悪臭は
かなり軽減されます。

しかし、在宅介護の場合そこまで求めるのは酷、というかどうしてもオ
ムツを使わざるをえない状況もあります。家族が同居していても、日中
は仕事で留守にしていて、介護の手がどうしてもとれない、そのために
オムツを使わざるをえない。つまり介護量不足が最大の原因です。

たとえ介護者が家にいても、今は老老介護が増えています。介護をする
側も要介護認定を受けている、というケースも実に多い状況。体に重度
の障害がある要介護者の場合、体力のない介護者ではトイレまでの移動
と便器への乗り移り介護ができない、もしくは毎回そんなことやってら
れない、というのも十分分かります。

家族は仕事として介護をしているわけではないので、負担を減らすため
にどうしてもオムツに頼ることになるのです。

というわけで、一番頼りになるのはやはりなんといっても消臭剤です。
施設でも消臭剤を使っているくらいなので、確かに有効です。消臭剤で
なんとか我慢できるようならば、積極的に使ってください。

体力のある介護者が同居されているなら、トイレでの排泄にこだわって
いただきたいと思います。プロのケアマネ、ヘルパーなら排泄介護に関
するアドバイスをちゃんとくれるはずですので、一度相談してみてくだ
さい。

関連記事

おすすめ記事

ページ上部へ戻る