どうしても財産を渡したくないお子さんがいる場合は?

先祖代々受け継いだ財産ならば、後の世まで残してほしいと考えるのが人情ですし、みなさんが努力して築いた財産は有効に使って欲しいと思われることでしょう。

しかしみなさんのお子さんの中に、仕事をせず、毎日ギャンブル三昧、日々借金をしてその都度尻拭いをさせられたようなお子さんがいた場合はどうでしょうか。おそらくそのようなお子さんには「財産をびた一文残したくない」と思われるでしょう。

そういう場合は、民法に規定する手続きを行う事で、その堕落したお子さんの相続権を消失させることができます。これがいわゆる「相続排除」です。

相続排除は濫用を防止するため、「親に対する虐待があった場合」「親に重大な侮辱を与えた場合」「親の財産を不当に処分したり、賭博などで作った多額の借金を親に支払わせたなど、著しい非行があった場合」のみ、家庭裁判所に請求するか、または遺言書でその旨の意思表示をすることで、相続排除の申し立てができ、家庭裁判所が諸般の事情を考慮して認めた場合は、そのお子さんの相続権は消失します。

仮にこのような希望がある親は、相続放棄と異なり、事前手続きが可能ですから、弁護士や司法書士などの法律の専門家にご相談されることをお勧めします。

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