葬儀社のパンフレットやチラシから見えてくる葬儀社の姿勢

ほとんどの葬儀社が自社のパンフレットを作成しています。また、宣伝
活動としては、新聞などの折り込みチラシという形が多いようです。パ
ンフレットやチラシは、内容をしっかりチェックすることをお勧めしま
す。

価格が明確に表示されていなかったり、セットプランの価格のみで、細
かい内訳が書かれていないようなパンフレットやチラシは信用できませ
ん。また、葬儀に不案内であることにつけ入って、実際に使用する祭壇
や棺よりランクの上のものを掲載する葬儀社もあるため気をつけて欲し
いものです。

よくある宣伝文句ですが「会員は通常価格の○割引」とか「祭壇使用料
は、わずか○○円」と謳って顧客獲得を狙う葬儀社があります。会員に
なると割引制度があり、得だと思って事前に会員になる人もいます。

葬儀社にとっては、会員になってもらえば将来の葬儀予約と同じような
ものですから、割引ぐらいは当然かもしれません。しかし10パーセン
トぐらいの割引なら頷けますが、30パーセント以上の割引となると、
もともとの通常価格の方が疑わしくなってしまいます。通常価格自体が
高ければ、30パーセント以上割引しても葬儀社側に十分な利益が残り
ます。

また「祭壇使用料3万円」と広告にあり、実際に祭壇使用料は3万円で
あっても棺が50万円なのかも知れません。最近では葬儀に限らず「格
安」「激安」と言った消費者にインパクトを与える広告が氾濫していま
す。消費者にとっては葬儀費用が少しでも安ければ、ありがたいに違い
ありません。しかし価格ばかり安くても、納得のいく葬儀ができなけれ
ば後悔します。いくら安くても葬儀にかかる費用はそれなりの額になる
のですから、粗末な葬儀にお金を支払うことになってしまいます。

贅沢で豪華な葬儀は、今はあまり必要とはされていない傾向にはありま
すが、遺族としては高額でなくても故人を送るためには慎ましやかでも
厳かな葬儀にしたいと願っているはずです。支払った金額に見合う、そ
れなりのサービスを受けるべきです。

パンフレットを見て祭壇を頼んだら、写真に掲載していたよりも数段ラ
ンクの落ちる祭壇を飾られてしまったり、どうみても段ボールに布を張
っただけの棺や、外国製のどんな木を使っているのかわからない組み立
て式の棺に20万円も支払ったりしなければならないのでは、故人は浮
かばれません。

ホームページで紹介されているものに比べれば、パンフレットやチラシ
の方がまだ信用はできますが、あくまでも参考程度にしておいた方が無
難です。中には良心的に「葬儀には、これぐらいの費用がかかります」
「葬儀に必要な費用の明細をご紹介します」と内容を細かく説明してあ
るチラシもあります。

パンフレットやチラシは、その葬儀社の気持ちや社風が表れているので、
しっかりとチェックすれば、良い葬儀社も見つかります。そういう葬儀
社では見積もりも細かく取ってくれ、その家族の希望に沿って金額面で
も葬儀の施行も相談に乗ってくれます。

儲けることばかりではなく顧客の望む葬儀をすることに、そして葬儀後
に遺族から感謝されることを生きがいにしている葬儀社も、少なからず
存在しているのです。

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