一番大切なことは葬儀スタッフの人柄

葬儀社を選ぶ上で何が一番大事なのかと問われれば、それは「人」であ
ると答えます。どのようなスタッフの人が葬儀に携わるのかは、とても
重要。同じ葬儀社でも担当者によって、驚くほど葬儀の内容に差が出ま
す。死に対する意識レベルの低い担当者がいくら心をこめてサービスを
しても、良い葬儀にはなりません。

同じ葬儀社で同じように教育を受けてきても、それぞれの持っている資
質や個性によってまったく違う内容の葬儀となっていまうことも珍しく
ありません。資質、個性は仕事に表れてしまうもの。遺族のことを真剣
に考えて葬儀をするスタッフもいれば、自分の売上成績のことしか考え
ていないスタッフもいます。

評判の良い葬儀社には、必ず良いスタッフがいます。しかし残念ながら
すべてのスタッフが優れているとは限りません。それではどうすれば理
想のスタッフに担当してもらえるのでしょうか。事前に相談できる機会
があれば、見学会などで訪れ、スタッフにいろいろと質問してみるのも
良いでしょう。

そのスタッフの対応によっておおまかな人柄は感じ取ることができます。
また、スタッフの経験や実績の有無、地域の葬送儀礼や宗教慣習に精通
しているかも判断できるでしょう。

親族の葬儀は、良い葬儀社、良いスタッフを見つける良い機会の場でも
あります。担当者は、故人が亡くなった時点で病院などに駆けつけ、そ
れから自宅への搬送、打ち合わせ、準備、通夜、告別式とずっと遺族の
手伝いをします。遺族だけでなく親族も担当者と言葉を交わす機会があ
ります。その時の対応や態度、会話などで人柄は伝わってくるものです。

そして良いスタッフを見つけたら、そのスタッフに事前相談をして、実
際の葬儀の時もそのスタッフに担当してもらいたいことを、はっきりと
伝えておきましょう。名刺をもらったら大切に取っておいて、家族にも
「自分に何かあったら、この名刺のこの人に連絡を取って、葬儀を出し
てもらうように」と申し送りをしておきましょう。

同じ葬儀社でも、そのスタッフが担当してくれるとは限らないので、葬
儀社に連絡するよりも直接、担当者に連絡する方が確実です。指名され
たスタッフは、自分を名指ししてくれたのですから、張り切って必ず誠
意のある葬儀を施行してくれるはずです。指名してくれた人の気持ちに
応えたいと思ってくれることでしょう。

葬儀は人が人を送る大切な儀式です。同じ金額を支払うなら、心あるプ
ロ中のプロのスタッフに支えられて故人を送り出したいものです。葬儀
は単なる儀式ではありません。故人が生きて来た人生の最後の締めくく
りです。そして残された遺族の想い、故人の結んで来たさまざまな縁を
結びなおし、残して行く貴重な時間。その時間を大切に思って故人や遺
族の意思を尊重し、くみ取ってくれるスタッフに出会えたときこそ、自
分の理想とする葬儀により近づけるのではないでしょうか。

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