介護認定調査ってどんなことを聞かれるの?

65歳になれば介護保険証が送付されてきますが、その保険証を持って
いるだけでは保険制度は利用できません。そこが医療の健康保険証とは
違う点です。「介護」保険ですから、保険事故がおこったとき、つまり
介護が必要になったときに初めて介護保険が利用できるのですが、その
ときにどれくらいの介護が必要かという認定を、市町村から受ける必要
があります。これを「介護認定」といいます。

介護認定でもっとも重要なのが認定調査。調査員が本人の自宅か病院、
施設に訪問し、調査をします。調査に要する時間は1時間前後です。

調査員からは聞かれることは次のようなことです。

ベッドからの起き上がりや歩行、片足で立てるかなどの身体機能面。食
事や排泄、入浴、衣類の更衣などの日常生活面。物忘れなどの認知機能
とそれに付随する問題行動がないかなどが聞かれます。

ここでのポイントはどれだけ「他者」から介護を受けているかどうか、
ということです。病気が重くても自分で身の回りのことができていれば
要介護度は上がりません。そこをポイントにして調査員に日常の様子を
伝えてください。

本人が動作を再現できない場合や、自分のことを伝えられない場合は、
普段の様子が正確に把握できず、要介護度の認定に影響がでます。しっ
かり自分のことが伝えられる人は別ですが、そうでない場合は家族や普
段の様子をよく知っている人間が同席したほうがよいでしょう。

調査員は市町村からの委託を受けた、居宅介護支援事業所や施設のケア
マネージャーです。調査員は認定調査に関する研修を受け、市町村が発
行する調査員証を所持しています。調査はプライバシーに触れるため、
守秘義務があります。排泄のことなど、言い難いことでも介護に関する
ことならきちんと伝えましょう。

認定調査の項目を知りたいと思われた方は、厚生労働省発行の「認定調
査員テキスト」があります。市町村の介護保険課などの他、インターネ
ットでも簡単に閲覧することができます。

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