訪問調査のあと、介護度はどんなふうに認定されるの?

介護認定の仕組みは簡単に、第一次判定と第二次判定に分けられます。

第一次判定では、認定調査員という人が、対象者のところまで訪問して
調査してくれます。この場合、自宅でも入院先でも入居(所)している
老人ホーム、介護施設など場所は問いません。ですが、基本的に本人が
普段生活をしている空間で調査されることになっています。これは普段
の生活のなかで実際どれくらいの介護がされているかを知るためです。

認定調査員が生活状況と心身状況について本人、及び調査に同席した家
族などから聞き取ります。それをチェックシートに記載、またチェック
シートでは分からない具体的な状況は別紙に特記されます。そのチェッ
ク項目をコンピュータ判定にかけ、介護にかかる時間が計算され、介護
度のランクが割り出されます。これが一次判定です。この段階で要介護
度のランクはほぼ決定されています。

介護認定には、もう一つ、主治医の意見書というものが使われます。

二次判定では調査員が特記として書いた文書と、この主治医の意見書を
みて、コンピュータで出されたランクが妥当かどうかを、人間の目でチ
ェックするという形をとっています。

このチェックは「介護認定審査会」と呼ばれており、市町村が保健、医
療、福祉、に関する経験者を審査員として任命しています。一人の介護
認定にはこのように複数の人が関わり、複雑な工程を経ています。いず
れにしても認定結果は市町村が決定し、結果を通知するという流れにな
っています。

なお、介護認定には有効期間が存在します。有効期間が終了する2ヶ月
前から認定調査を受けることができ、現在の本人の状態からまた要介護
度を再認定してもらう必要があります。これを更新認定といいます。一
般的に要支援者の場合は1年間、要介護者の場合は2年間の有効期間が
設定されていますが、本人の病状などによってはこの期間は変化します。

更新時期については、担当のケアマネージャーがついていればケアマネ
側から連絡してくれますが、ときどきケアマネージャーが忘れている場
合もあります。あくまで介護保険証はお年寄り本人のもので、管理者で
もありますので、自分たちで管理すると考えておきましょう。

要介護度が変わると、利用している介護サービスの内容を変更しないと
いけない場合があります。更新時期には更新申請書が役所より郵送で届
きますので、把握しておいてください。

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