要介護認定っていったい何ですか?

介護は突然やってきます。端的なケースは脳卒中です。これは若くても
(60代の人でも)起こす人がいますから、油断はできません。あとは
転倒して大腿骨頚部という場所を骨折し、とたんに介護が必要になるケ
ース。介護は突然やってくるわけですが、現行の介護保険制度では介護
が必要になったその日から、ホームヘルパーさんなどが来てくれるわけ
ではありません。その前にいくつかの手順があります。

65歳になると介護保険証が送られてきますが、その保険証は、そのま
まではほとんど意味をなしません。介護の必要性を認定してもらい、ど
の程度の介護が必要かが区分わけされます。その区分わけを決めるのが
「介護認定調査」です。

要介護認定の大まかな流れは、介護認定申請をすると、認定調査員が自
宅まで来て、心身機能やどれだけ介護を受けているか聞き取り調査をし
ます。調査を受ける本人が入院・入所している場合はその場まで調査員
が訪問します。これを訪問調査と言います。さらに、かかりつけの主治
医に意見書と呼ばれるものを書いてもらい(書類は市町村から届きます)
その二つの書類が認定審査会にかけられ結果がでます。

申請から結果が出るまでには約1か月かかります。しかし突然介護が必
要になり、家族が対応できない場合はどうするのでしょうか。実は介護
保険サービスは申請日から利用できるようになっていますので、認定結
果が出ていなくても利用することは可能です。

この介護認定は非常に重要です。なぜなら、どれくらい保険サービスを
利用できるかが決まるからです。また認定のランク(これを「認定区分」
と言います)によってデイサービスや介護保険施設利用時の料金が変わ
ります。訪問介護や福祉用具貸与などのサービス料金は、認定区分には
関係ありません。

この要介護認定の手続きは、市町村の介護保険課か地域包括支援センタ
ー、もしくは居宅介護支援事業所で行うことができます。病院で医療ソ
ーシャルワーカーがいる場合は、ソーシャルワーカ―に相談してみまし
ょう。

関連記事

おすすめ記事

ページ上部へ戻る