専門家による訪問リハビリテーションの薦め

高齢者を寝たきりにさせないためには、日頃から運動能力を維持、向上
させるのが大切で、高齢者でもスポーツに励んでいる方は日頃のトレー
ニングを欠かしていません。

ジョギングや水泳とまではいかないまでも、自立した生活を目指す高齢
者にとっては勿論、特に病気やけがにより入院生活を送り、その後に自
宅でのリハビリが必要な方にとっては、歩行や身支度、食事や入浴、ペ
ンで書くなど道具を用いること、日常生活の基本的動作の全てが運動能
力の維持に欠かせないことは確かです。

この動作を総じて「ADL(Activities of Daily
Living:日常生活動作)」と呼びますが、ADLに問題がなけ
れば介護不要な自立した生活が送れるため、いかにしてADLを高め、
維持できるかが寝たきり予防の重要な鍵になると言えます。

ところで自宅で可能なリハビリとそれに必要な整備や道具など、介護す
る家族にとっては悩ましい問題ですが、自宅にリハビリ用具が何もなく
ても、「訪問リハビリテーション」を用いれば、理学療法士や作業療法
士の直接的な指導によって自宅でのリハビリが行えます。

このリハビリは、介護保険が適用される介護認定されている方が優先さ
れるものの、それ以外の方でも医療保険により利用できます。

リハビリの一通りの動作を繰り返しても効果がなくては、素人に過ぎな
い家族には原因が分かりませんし、また高齢者本人が体を動かしたがら
なかったり、痛がったりすれば、無理にリハビリを強いることはできな
いなど、自宅でのリハビリは思うようにいかないのが常です。

そこで訪問リハビリを利用すれば、プロのセラピストの手ほどきにより、
筋力の強弱や身体のバランス性など個人の状態に合わせた的確な運動が
行えるので安心できます。

自宅でのリハビリは、単に運動機能を取り戻すために闇雲にトレーニン
グに励めば効果がでるとは限らず、ADL向上のために無理なく、長く
細く持続させていくことが大事です。そのためには専門知識や経験が乏
しい家族では難しいことも多いので、積極的に訪問リハビリを利用した
いものです。

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